これまでテストエンジニア、証券システムの運用保守、キャリア公式サイトの開発/運用を経験してきました。ガラケーからスマホへ世の中が移行していくタイミングでもあったので、アプリの開発にもいち早く取り組んでいたような感じでした。そのほか海外拠点の立ち上げも経験してオフィス選定や現地の社員採用などいろんな経験をしてきました。
きっかけは既に入社していた前職の同僚から誘われたことです。
当時ノーマークで稼働していたシステムは、以前在籍していたエンジニアが開発したプログラムで動いていて、仕様書もしっかりとしたものがないような状態だったので、改修をするにしても時間が掛かっていたそうです。
「複雑なプログラムを解読してなんとかする」という前職での経験が必要と言われ、面白そうなので承諾しました。実際に入社して本当に複雑なプログラムだったので、よくこれで何もなく動いているなと感動しました。
2020年1月に入社して数ヶ月してコロナが流行り始めたのですが、緊急事態宣言がでるとリモートワークを全社員ができるようにネット回線の調査やPCの準備、オンラインでやり取りできるようにZoomを導入するなど、社内SEのような仕事も同時並行で取り組んでいました。
自社サービスの「成果報酬110番」の改修であったり、自社メディアの改修であったり、私の場合はタイミングで都度やることは変わりますが、メインは運用しているサイトへの機能追加や改修業務となります。
要望の出た新しい機能を追加したり、既存の機能を改良する事の繰り返しです。
これからの目標としては、既存のシステムが複雑な作りになっているので、改善しなければならないことは多いですが、将来的には効率化/自動化と、属人化しないようなシステム環境を整えたいなと考えています。
自社サービスの開発ということもあり、定時で退社できるようなスケジュールを自分たちで組んでいるので、忙しさを感じずじっくり開発に取り組める環境です。
勤務体系も週3日は在宅で週2日は出社なので通勤も苦ではなく、ストレスも感じにくいですね。
自分がいままで勤務してきた会社の中では一番快適な職場環境です。
技術的な面でいうと教科書通りの綺麗なプログラムを書けることより、トリッキーなプログラムを書けるかたが活躍できます。
ケースバイケースなので具体的な例を挙げることは難しいですが精肉に例えると、豚肉や鶏肉を混ぜたものを牛肉として売る方法や、賞味期限切れの肉の色や匂いを誤魔化し再販する方法なんかを楽しみながら試行錯誤出来る人ですね。
パーソナルな面でいうとチームの方向性に柔軟に対応できる人です。
状況に応じて方向性は変化するので、進路変更が苦手な人にとってはストレスを感じるかもしれません。
逆に状況変化を楽しめる人にとっては刺激の多い職場に感じると思います。